【応援されるSNS発信】応援してもらうための土壌のつくり方

前回は、応援してもらうためには、まず応援をお願いしていることを、相手に認識してもらう必要がある」ことの重要性と、それをしっかり伝える書き方について触れました。

今回は、「応援される素地を作るための投稿」と「お願いする投稿」のバランスの悪さを解消し、応援してもらうための土壌を作る方法について書きたいと思います。

応援を必要とするとき

応援をしてもらいたいときというのは、クラウドファンディングで言えば、支援をお願いしたいときや、拡散をお願いしたいとき

企業の活動のなかでは、新規サービスやプロダクトを開発して、その利用者を集めたいときや認知度を上げたいときなどかと思います。

こういった叶えたいことを、SNSを通じて繋がっている方々へ知ってもらい、応援してもらえれば、目的は果たせたということになります。

大抵の場合は、1回お知らせやお願いをしただけだと、全員に伝わりきらないので、何度かお知らせやお願いの投稿をすることになります。

だからといって、ずーっとお知らせやお願いの投稿ばかりしていたらどうでしょう。
そのお願いを見た人は、「またか」となり、スルーされる率が上がります。

あなたの周りにも、いつも何かを募集してばかりいる人がいませんか?

繋がりには「レベル」があることを理解する

当たり前のことですが、SNSで繋がっている人たちは、どの人たちも同じ強さであなたと繋がっているわけではありません。
関係性により、繋がりの強さには強弱があります。

そして、その関係性や繋がりのレベルにより、あなたへの応援も変わってきます。

 

大きく分類すると、下記の3パターンになります。

  1. 完全なあなたの応援者。頼まれれば無理なことでない限り大抵のことは行動する。
  2. 基本的には応援者。しかし、応援者を行動に移すかどうかは場合による。
  3. 否定的ではないけれど、特に応援をしたいわけではない。知り合い程度の関係性。

①の方々は、一度投稿を見ればすぐに応援しようと思ってくれるでしょう。

②や③の人たちは、ただお願い!といってもすぐには応援を行動に移してはくれません。

一度目の投稿は盛り上がったのに、二度目以降が思うようにいかない理由はここにあります。

①の方々は、一度目の投稿で、いいね、シェア、支援など、出来ることをしてくれます。
そうすると、二度目以降の投稿に対しては、もうやったことなので反応が薄くなります。

②や③の人たちは、一度目の投稿にいいねをするかもしれません。
内容が興味があるものであれば、シェアや支援をしてくれるかもしれません。
でも、二度目の投稿に対しては、もう知ってるよくらいで特に気に止めないでしょう。
この方々にとっては、ニ度目以降の投稿はノイズになる可能性が高いです。

 

戦略的な投稿内容と投稿バランス

発信する側は、こういった人々の動きを見越して、投稿を考える必要があります。

まず、考えるべきは「投稿のバランス」です。

投稿のバランスとは、お知らせやお願いばかりをするのではなく、それらをサポートする発信、心を動かすようなストーリーを入れていくことです。

お知らせやお願いの背景や進捗、メリットや裏話などの情報・物語を発信することで、興味関心を高め、応援したくなる土壌を作っていきます。

基本的には、応援してもらう土壌を作るための投稿とお願いをする投稿のバランスは、6:1くらいがいいと思っています。
一週間のうち、6日間は応援してもらうための投稿をして、1日お願いの投稿をするくらいのペースです。

応援してもらうための土壌を作る投稿とは

応援してもらうための投稿とは、お願いの裏側をしっかり伝える投稿のことです。

裏側というのは具体的には

 

  • そのプロジェクト、サービス、プロダクトがなぜ生ませたのか
  • 生まれるまでのストーリー
  • どんな人がそのプロジェクト、サービス、プロダクトに関わっているのか
  • 関わっている人たちの想い
  • プロジェクト、サービス、プロダクトを成功させるためにどんなことをしているのか

こういったものです。

前回取り上げた、野菜ジュースのサンプルの場合は、こんな感じになります。

 

【ストレスに負けない体をサポートする野菜ジュースを作りたかった○○誕生の背景】

私は、昨年原因不明の体調不良で1ヶ月間仕事を休むことになりました。

原因不明といわれても、自分の中ではストレスが原因だろうと確信を持っていました。
仕事に忙殺されている日々が続いていて、心にゆとりが持てない毎日でした。会社と家を往復するばかりで、プライベートは疲れて寝ているだけ。
そんな毎日が続いている中で、とうとう体調を崩し…。

しかも、休んでも休んでも、なかなか回復しないことに焦りを感じていました。

そんなときに、ふと思い立ったのが食生活を見直すことです。
今まで、自分の食生活を大切にしていなかったので、そこを大幅に見直しました。
炭水化物だらけの食生活から野菜たっぷりの食生活に変えたら、みるみる体調が回復していきました。
心も疲れていたけれど、体も疲れていたんだなと実感しました。

私のように、仕事に終われて食生活まで手が回らない方はたくさんいらっしゃると思います。
そんな方でも、手軽に健康を手に入れられるサポートを出来ないかと考え、半年間の試行錯誤の末、野菜ジュース○○を開発しました。
○○は1日一杯飲んでいただくだけで、1日に必要な野菜を摂取できます。

この一杯でみなさんの健康をサポートしていければと思っています。

長くなる場合は、これをブログに書いて、SNSでは概要をシェアします。

このように、応援をお願いしている裏側をお伝えすることで、応援をお願いしたい人と、あなたとの関係性を少しずつ強めると共に、プロジェクトなどに対する興味や共感を醸成していきます。

そして、本当に助けが必要なときに、前編で記載した応援の依頼方法をつかって、お願いをします。
これは、心理学で言うアンダードッグ効果(※)にも似ています。

※アンダードッグ効果・・・選挙前の予測で不利とされた候補者に対して同情票が集まり、結果的に勝ってしまうような、弱い立場にある人や不利な状況にある人を見ると、応援したくなる心理状態のこと。

人は頑張っている人を応援したくなるなります。
そして、その頑張っている人が報われない場合、助けたくなります。

まずは、しっかり頑張りを伝えてから、応援のお願いをしてみてはいかがでしょうか。

ディアメディアで提供している、伴走型の法人向けPR・ブランディング支援では、企業ブランディングにつながる情報発信のコンサルティングとして、SNSを含めた発信に関わるアドバイスや文章添削なども行っています。

こちらのお問い合わせフォームより、お気軽にご相談ください。

【応援されるSNS発信】クラウドファンディング事例に学ぶ、Facebookを上手に活用する方法

今や、すっかり私たちの生活に定着しているSNS。
ビジネスをされいる方であれば、拡散のツールとして活用されることも多いかと思います。

中でも、クラウドファンディングをする際には、SNSはかなり重要なツールとなるので、普段よりも戦略的に発信していく必要があります。

クラウドファンディングをやらないから、私には関係ないかも…。
そう思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、実は、このクラウドファンディング時のSNS活用方法は、ビジネス全般に役立つ考え方なのです。

クラウドファンディングをやりたいという方だけでなく、SNSで応援者を増やしたいという方は、ぜひ続きをお読みいただければと思います。

拡散が思い通りにいかない、その理由

クラウドファンディングでSNSを活用する理由は、いわずもがな、自分のプロジェクトを知ってもらい、応援してもらい、シェアや支援を得るためです。

よって、クラウドファンディングで重要になるのは、直接の知り合いからの支援や拡散です。その目的を達成するために頼れるSNSは、Facebookです。

ここからは、Facebookに絞って話を進めていきます。

クラウドファンディングに挑戦された方から、
「Facebookで拡散したんだけど、なかなか思うような反応が得られなかった」
というお話を聞くことがよくあります。

このような方は、
何度かうまくいかないことが続き、Facebook投稿はあまり意味がないと思い込み、次第に拡散に力を入れなくなり、結果的にどんどん悪循環に陥る、というパターンが多いです。

しなしながら、ほとんどの場合には、なかなか思うような反応が得られなかった理由や、うまくいかない理由がきちんとあります。
そのため、理由をきちんと捉えて、解消していけばうまくいくようになります。

クラウドファンディングに関して言うと、思うような反応が得られない典型的な例は、下記のようなケースが多いです。

【CASE】

プロジェクトを開始し、Facebook拡散をした。
最初の投稿にはいいねもついたし、それなりにシェアもしてもらえた。支援者も出た。
しかし、それきり。

2回目の投稿はいいねもシェアも減っていき、支援はほぼなし。
3回目以降になると、いいねもシェアもガクンと減った。

このケースは、1回目の投稿をした際は、期待に近い反応が得られて喜んでおり、うまくいく予感がしていたのに、2回目以降は、どんどん期待とは違う方向へいくパターンです。
4回目くらいで心が折れてきて、投稿自体が減ってしまう。
そして最終的には、どうしたらいいのかわからなくなってくるケースです。

果たして何が問題だったのでしょうか。

上記のケースは、大抵の場合、2つの理由があります。

ひとつは、お願いが真剣なお願いと受け取られていないこと。
もうひとつは、「応援される素地を作るための投稿」と「お願いする投稿」のバランスが悪いことです。

お願いが「真剣なお願い」だと受け取られていない

まず、ひとつ目のお願いが真剣なお願いと受け取られていないパターンについて例を挙げて解説していきます。

サンプルとする状況とその投稿は、下記の通りです。

【状況】
新商品の体にいい野菜ジュースを開発するため、クラウドファンディングプロジェクトを開始した。
何度か拡散はしたものの、支援が伸び悩んでおり、再度しっかりと支援と拡散をお願いしたい。

【投稿】
○○のクラウドファンディング、○日目を迎えました!
現在20名の方に支援いただいています!ありがとうございます。
今日も市場から新鮮な野菜がたくさん届いています。
ぜひご興味ある方は支援をお願いします。

この投稿をみて、あなたは応援しようと思いましたか?
おそらく、応援しようと思えた方は少ないのではないでしょうか。

投稿者は、この投稿で応援のお願いをしたと思ってしまう方が非常に多いのですが、これではNG。
読んだ方としては、「ふーん、そうなんだ。」くらいになってしまう投稿です。

いやいや。
「最後にちゃんと支援お願いしますって書いてあるし!」と思われるかもしれません。

しかし、この最後の一文は、受け手からしてみれば、ただの決まり文句。お願いされている印象にはなりません。

お願いするのであれば、もっとしっかりとお願いを分かりやすく前面にだして、さらに相手が行動に移しやすいかどうかも考えた上で投稿を作らなければなりません。

お願いが伝わる投稿

では、どうすればお願いを分かりやすく伝えられるのでしょうか。

そのためにはまず、「誰に伝えたいのか」を明確にします。

今回は商品が野菜ジュースなので、

  • 野菜不足を感じている人
  • 健康に関心がある人
  • 外食が多い人

このあたりが、是非ともメッセージを届けたい相手です。

つぎに、このターゲットに一体何を届ければ良いのかを考えます。

どのように考えるかというと、

  1. 商品がターゲットのどのような問題を解決するのか
  2. ターゲットは商品を手にすることによって、どのようなメリットがあるのか

ここをシンプルに整理します。

【解決する問題】
野菜不足を起因とする健康障害

【メリット】
健康になる。食事バランスが整う。

ここまで考えたら、そのメリットの先にあるターゲットの具体的な良いことを考えてみます。

【具体的な良いこと】
痩せる、肌がきれいになる、風邪をひきにくくなる

そして、これらを投稿に入れ込みます。

【投稿】

野菜不足を感じている方へ

クラウドファンディング○日目。
いつもご支援ありがとうございます!

日本人の○%が野菜不足といわれています。
野菜不足は、虚弱体質や肥満、肌荒れの原因にもなります。

自分自身、野菜不足を解消したところ、風邪を一切ひかなくなり、若返ったともよく言われるようになりました。
○○は毎朝一杯飲むだけで、簡単に野菜不足を解消できます。

そして、飲みやすいように味にもこだわり、飽きがこないよう、10種類のフレーバーを用意しています。

通常1杯400円のところ、クラウドファンディングでは200円~お試しいただけます。
ぜひ、一度お試しください。
絶対に後悔はさせません。

いかがでしょうか。
先ほどの投稿より、応援してみたくなりませんか?

基本はこんな感じですが、実は、これではまだまだお願いは伝わっていません。

ここに、「この投稿はあなたに対するお願い」だとわかるように、「お願いです」というメッセージを最低3回は入れ込みます。

お願いは、たったの1回では伝わりらないのです。

【野菜不足を感じている方へ ご支援と拡散のお願い!】

クラウドファンディング○日目。
いつもご支援ありがとうございます!

日本人の○%が野菜不足といわれています。
野菜不足は、虚弱体質や肥満、肌荒れの原因にもなります。

自分自身、野菜不足を解消したところ、風邪を一切ひかなくなり、若返ったともよく言われるようになりました。
○○は毎朝一杯飲むだけで、簡単に野菜不足を解消できます。

そして、飲みやすいように味にもこだわり、飽きがこないよう、10種類のフレーバーを用意しています。

通常1杯400円のところ、クラウドファンディングでは200円~お試しいただけます。
本当におすすめできる商品なので、ご支援をいただけると嬉しいです!
この機会に、ぜひ一度お試しください。

絶対に後悔はさせません。

また、周りに野菜不足にお悩みの方がいらっしゃいましたら、この投稿を拡散していただけると嬉しいです!

こんな感じです。

この短い投稿で、3回もお願いします!というのはしつこい気がする、と思われるかもしれません。

しかし、このくらいきちんと何をしてほしいか伝えないと、人には伝わらないのです。

また「お願いします」という言葉を言い換えることで、意味はそのままに、しつこさだけ軽減できます。

伝えなければいけないときはしっかりと相手のことを考え、さらにお願いしたいというメッセージを、多すぎるかな?と思うくらい入れ込む必要があるのです。

もう1つのポイント、お願いされる素地を作るための投稿については、また次回お伝えしたいと思います。

ディアメディアで提供している、伴走型の法人向けPR・ブランディング支援では、企業ブランディングにつながる情報発信のコンサルティングとして、SNSを含めた発信に関わるアドバイスや文章添削なども行っています。

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もう迷わない!広報担当者のKPI・KGIのたて方と3つのポイント

こんにちは!
ディアメディアの広報コンサルタントとして新たにジョインした鶴見です。

これからは代表の味岡によるOJT形式で広報PR活動を勉強しながら、自社広報に取り組んでいきます。

さて、はじめてのブログとなる今回は、KPI・KGI設定について。

「新たに広報担当者になったけれど、右も左もわからなくて困っている」
「いまやっている広報に迷いがある」
「今の広報施策が正しいのかわからない」

という方は、ぜひ参考にしてみてください。

広報活動を“やる”と決めたらKPI・KGIの設定を

私がディアメディアにジョインした初日、まず真っ先にやったのはこのKPI・KGI設計です。今年新規事業をはじめるディアメディアは、広報強化時期にあります。広報を強化するにあたって、効率的かつ戦略的に動くために設定をしました。

ちなみに、ディアメディアが広報支援活動をする中で、広報担当者の方からよくご相談いただく悩みのひとつが、「成果が出ているのか出ていないのかわからない」「なかなか成果が出ない」という「成果」に関する悩みだそう。

その悩みを紐解いていくと、成果が出ない理由や成果について悩む理由は明確で、下記の3つのうちのうち、必ずどれかに当てはまるんだとか

(この成果についてのお話は、こちらの味岡の記事に詳しく書かれています。)

ということで、このような事態に陥らないため、そして戦略的広報に取り組むために、KPI・KGIを設定し、そこからアクションプランを導き出しました。

KPI・KGIがいまいちわからない方の為に少し補足しておくと…

KGIとは、最終的な目標となるものです。多くの場合、売上高、受注件数などがKGIとして設定されます。KPIとは、目標(KGI)を達成する為に必要なことです。目標を達成するための、過程を計測する中間指標になります。その指標(KPI)を達成するための具体的ToDOが、アクションプランです。

この図のように、KGIを達成するために、KPIを具体的なアクションプランを設定していきます。

実際のKPI・KGIと、設定までのフロー

今回KPI・KGIを設定するにあたって行った手順(話したこと)は下記の通りです。

  1. ディアメディアが実現したいことを理解する
  2. 代表の味岡が想い描いていることを理解する
  3. その中でも、今、注力したいことを理解する
  4. 自分の(期待されている)役割を理解する
  5. 1〜4をきちんと理解した上で、KPI・KGIを設定する

ここまで理解して進めると、会社の方向性や目標をきちんと見据えた上で、そこに自分の役割を掛け合わせられるので、設定がスムーズに進みますし、設定された指標が腹落ちしやすいと思います。

この話し合いのもと、私のディアメディアにおける広報活動のKPI・KGIは下記の通りになりました。

▼KGI

9月開催講座の集客10社

▼KPI

  1. 継続的な情報発信
  2. メディア露出とそのための戦略設計

▼アクションプラン

  • ディアメディア広報ブログ/月2回(KPI-1)
  • CEOブログ/月1回(KPI-1)
  • リリースor企画の設計(KPI-2) ※ここは別記事で詳しくお伝えします

まず、KGIに関して。

5月からディアメディアは新たに、「経営視点を持った広報担当者を育成する『コンテンツデザイン​マスター講座』」を開講します。これが新規事業であり、新たな挑戦のはじまりです。会社としてのビジョンを実現するため、今期はこの講座に注力します。できればこの5月分の追加集客も担いたいものの、さすがに業務引き継ぎ等を考えると非現実だったので、第2期を予定している9月の集客にKGIをおきました。具体的な社数は10社です。

そして、これを達成するための指標としてのKPIが、「継続的な情報発信」と「メディア露出とそのための戦略設計」です。

継続的な情報発信は、ディアメディアの広報方針をきちんと伝えるため、そして、私たち自身の活動や成果を伝えることでクライアント様により安心と信頼をしていただくためです。具体的な数値は、担当者としてのブログを月に2本執筆すること、CEOブログの発信管理を月に1本と設定しました。

メディア露出は、新規事業の内容や提供価値をより多くの方に届けるために、必要なタイミングだという判断になりました。しっかりと情報を届けるためには、どうすれば良いのか。その戦略を練り、メディアアプローチをしていきます。メディア露出に関しては、具体的な数値は設定していません。この数値については、次のセクションで具体的に触れます。

設定時の3つのポイント

ここまでサラッと設定のフローをお伝えしましたが、この設定においては、下記3点がとても重要です。

  1. 経営者または評価してもらう上長と一緒に決める
  2. 曖昧さは避け、出来るだけ具体的に数値に落とし込む
  3. 安易な数値を設定しない

ひとつ目の「経営者または評価してもらう上長と一緒に決める」は、会社の方向性や目指したい姿と合致させるためにはもちろんのこと、しっかりと評価してもらうためにも超重要です。広報の業務は多岐にわたるうえに裏方で見えにくい内容が非常に多いので、「広報って一体何やってるの?」となりやすい。そうならないために、一緒に設定をしましょう。

ふたつ目の「出来るだけ数値に落とし込む」は、認識のズレをなくすため、そして曖昧で結局わかりづらい目標になるのを避けるために大事なポイントです。例えば、「継続的な発信」の「継続的」は非常に曖昧。ある人はだいたい月に1本と考えるでしょうし、ある人は週に1本と考えるでしょう。人によって認識のズレが出てくるので、曖昧な設定は避け、可能な限り数値に落とし込むことで、認識をすり合わせます。

3つ目の「安易な数値を設定しない」は、ふたつ目と逆のことを言うようですが、”それっぽい”数値を設定することで間違った方向にいくのを避けるために、注意が必要なポイントです。

ディアメディアがメディア露出に関して数値を設定しない理由は、まさにここにあります。「メディア露出数が広報の良し悪しではない」と考えるからです。やたらめったらメディア露出するのではなく、露出したいイメージ通りに必要なタイミングで露出できることが最重要であり、重視するポイント。この考えのもと、数値は設定していないのです。
数値に落とし込めない場合は無理に落とし込む必要はありません。

ちなみに、「こんなKPI・KGI設定はやめた方がいい!」というダメな設定例をヒアリングしたところ、味岡から下記のような回答がありました。

  • メディア掲載本数のみの設定
  • メディアリレーション数やメディア担当者の名刺獲得数
  • 無闇やたらな情報発信

このような設定をしている広報担当者さんは、本当に追うべき目標かどうかきちんと本質を見つめ、もしズレていると感じた場合には見直した方がいいかもしれませんね(汗)

 

広報PR・ブランディング支援をさせてもらう際には、広報PR活動を通して、
「本当に得たいものは何か?」
「どんな経営課題を解決したいか?」
を丁寧に伺った上で、適切なKPIを設定してサポートをスタートします。

お気軽にこちらからご相談ください。

もったいないが多すぎる、この世のなかには広報すれば売れるものが溢れている

こんにちは。ディアメディアの山下です。

やっと気温が下がり、秋らしくなってきましたね。
今年は10月に入っても30度近い日が続いていて、夏服が長く活躍していました。
それにもかかわらず、クリーニング&保管をお願いしていた冬服が、9月に返送されて、自宅の物が一時的に激増。
クローゼットに入りきらなくて困りました。

そこで、最近断捨離に励んでいたこともあり、洋服を中心にとにかくものを処分し、45リットルのゴミ袋を10個分くらい捨てました。

処分したものの中には新品もありましたが、悩んでいるといつまでたっても片付かないので、えいやっと。

しかし、ごみ捨てを完了した後、ふと思いました。

「あれって、メルカリで売ったらいくらくらいだったのかな・・・?」

試しにワンピースを1つ、同ブランド、同条件で検索。

「このワンピースは新品でも無かったし、どうせ2~3,000円だろうな。この金額だといちいちメルカリするのも手間だし、しかもいつ売れるか分からないしー。だったら捨てよう」と判断したものです。

それが、

「・・・・・!?1万円くらいで売れている!」

やってしまったと思いました。
いくつか見ても大体1万円で売れているので、7,000円くらいで安く出して即売り切ってしまえば良かった・・・。

ガッカリ。

価値の見積り違い

このときの状態って、

自分が考えているワンピースの価値 < 世間が考えているワンピース価値

になっていて、客観的に見られていなかったんですね。

こういったことは結構あって、広報の現場でよくみかけるのは、
「あたりまえすぎて、価値を低く見積もる現象」です。

世間からみたら、「おもしろい!」「知らなかった!」「へぇ!」と思われるサービスやプロダクトを作っているのに、作っている本人達からすると、あまりにもそれが当たり前なので、すごさに気がつかず、あえて伝えない。

なんなら、競合サービス・プロダクトと比較して、自分達のサービスやプロダクトはまだまだだと思ってしまっている。

こんなことがよくあります。(なんと謙虚なこと…)

この状態だと、

ご自身のサービスやプロダクト <<< 世の中に伝えるべき価値があるニュース

このくらいになってしまっているので、ご自身のサービスやプロダクトを広報しようなんていう考えは、全く浮かんでこない状態なんですよね。

この状態に陥っているために、世の中に伝えられていない良さを持ったサービスやプロダクトはきっとたくさんあるのだと思います。

当たり前を一歩引いて見てみる

実際に、たまたまサービスやプロダクトを開発中の方と雑談をしている中で、こちらがピンときて、「それ、広報したら絶対に取り上げられますよ!!」となることがあります。

そして、そういったケースはお手伝いをした結果、メディア露出に繋がる確率が非常に高いです。何もしなかったら0だった情報が、広報をしたことによって何千、何万もの方々に届くのです。

きっと世の中には、このような広報をすれば多くの方に知っていただけるサービスやプロダクトがたくさんあるのだと思います。

自分達の当たり前は、世間では当たり前ではなく、すごいこと、おもしろいことかもしれない。
当たり前を当たり前と思わずに、一歩引いてみてみると、思わぬ世界が見えてくるかもしれません。

ぜひ、心にとめておいていただければと思います。

* * *

いまこんな情報があるんだけれど、こんなリリースをひかえているんだけれど、世の中にどのくらいの価値があるのかわからない…とお悩みの方がいらっしゃれば、こちらのお問い合わせフォームからお気軽にご相談くださいね。

「広報に強い会社」をつくる広報/PR人材育成プログラム「コンテンツデザイン マスター+プロ講座」第2期受講生の募集を開始

ディアメディア株式会社(所在地:東京都品川区 代表取締役:味岡 倫歩 以下「当社」)は、2019年10月25日から、経営と広報/PRを結びつけることで、事業拡大に貢献する広報人材の育成を行う”自動車教習所方式”の講座「コンテンツデザイン マスター+プロ講座」の第2期を開講します。
開講にあたり、新規受講生の募集を開始します。

「コンテンツデザイン マスター+プロ講座」とは

当講座は、「効果を実感しにくい広報」から脱却して、「効果が実感できる強い広報」になるための思考法や手法を実践とともに体系的に学んでいく、ワンランク上の広報/PR担当者向け講座です。

「あの会社、広報強いね」という会社には、必ず優秀な広報担当者がいます。

そんな彼らに共通するのは、経営者と足並みを揃え、社員を巻き込んで、会社全部を使って戦略的に広報活動を行っていることです。戦略的な広報活動によって会社のブランドは強くなり、お客様への認知が高まるとともに関係が深まり、さらには売上拡大にもつながっていきます。

そのような戦略的な広報活動を推進できるようになるため、広報担当者は経営と広報/PRとを結びつけて考えられる視点やスキルの習得が必要です。

監修/講師には、経営戦略に豊富な経験を持ち、メディア戦略にも精通している松永エリック・匡史氏を迎えています。
経営のプロフェッショナルから、経営と広報/PRを結びつけるための手法を、より具体的に、より実践的に学ぶことができます。

4つの特徴

①ノウハウが詰まった独自フレームワーク

大企業からスタートアップまで、60社以上幅広くサポートした実践の中で培った考え方やアウトプットのノウハウを惜しみなくレクチャーします。継続的な再現性のある手法を習得可能です。

②講義+ワーク+個別コンサルティング「自動車教習所方式」

1ヶ月のうちに1時間半の講義を1回、個別コンサルティングを1時間行い、それぞれのニーズや課題に沿ったワークをその間に行います。頭で理解したと思っていることを実践でも確認しながら、すぐに実務にも役立てられるようになります。

③オンラインコンサルティングで不安や悩みを全て解消

オンラインの個別コンサルティングでは、なんでも自由に質問や相談ができます。6ヶ月間の徹底サポートで疑問・不安を解消し、自社の広報PR戦略の強い礎をつくることができます。

④最新情報やノウハウを共有し合うコミュニティ

講座は限定10名の少人数制。ワークショップ形式で参加者同士の交流を深めながら学ぶことができるため、社外で頼りになる「広報の仲間」を作ることができます。

講座スケジュールとカリキュラム

※ 第2期の内容は変更となる可能性があります。

 

お申し込み方法

お申し込みは当社ホームページより可能で、無料オンライン相談も受け付けております。詳細につきましても、ホームページにてご確認ください。

URL:https://www.dearmediainc.com/contentsdesign

 

【ディアメディア株式会社 会社概要】

会社名:ディアメディア株式会社
代表者:代表取締役社長 味岡 倫歩
設立:2017年 3 月7日
所在地:東京都品川区北品川5-5-15 大崎ブライトコア4階 SHIP

講座内容についてのご質問があれば、お気軽にこちらからご相談ください。

PR支援会社の広報活動すべて見せます!——広報活動を全て公開するワケ

こんにちは。山下です。
ディアメディアは先週&今週、怒濤のセミナーラッシュです。

先週のライティングセミナーに始まり、昨日は当社主催の経営×広報セミナー、今日はまたライティングセミナーがあります。

準備にてんやわんや。

なぜこんなにセミナーをやっているのかというと、4月から新しい事業を始めるからです。その仕込みとして、セミナーをがんばるっ!という状態なんですね。

4月からの事業は、広報を1つ上の概念で捉えて、結果をだせる企業様を増やすためのプログラムのご提供です。こちらの詳細は、また追ってお知らせします。

新規事業には広報PRの力が必要

さて、ここからタイトルにあげた「PR支援会社の広報活動すべて見せます!」についてのお話です。というのも、PR支援をしている割に、自社広報に力を入れていなかったわが社。

新規事業を始めるに当たって、自社広報にも力を入れていくことにしました。

新規事業にとって広報は強力なバックアップになります。
まだ価値が世に伝わっていないサービスやプロダクトの魅力を伝わるように表現し、しっかりと届けたい相手に伝えることで、事業が加速していきます。

つまり、新規事業と広報は切っても切れない縁。新規事業立ち上げの時期から広報に力を入れているか否かが事業の成長を左右することもあります。

ディアメディアにとっては、新規事業をはじめる今が自社広報に力を入れるべきタイミングです。
というわけで、頑張ります!

そして、自社広報の裏側をブログを通じて全部公開していこうと思います。どのような戦略のもと、どういった手法を具体的にどのように実行しているのか。すべてお見せしたいと思います。

PR支援会社の新たな挑戦

新規事業だけでもディアメディアにとっては”挑戦”です。その上、広報経験がほぼないニューフェイスの鶴見が自社広報の実務を担当することにしたので、挑戦のレベルはさらに高くなっています。

鶴見はライターなので、何の経験も無い方よりはアドバンテージがあると思います。

しかし、ライターと広報は別物。
ディアメディア式の広報トレーニングを積みながら、ほぼ未経験者がどこまで成果を出せるか。色々な意味で会社にとってはチャレンジングな取り組みだと思っています。

ディアメディアが広報活動を全て公開する理由

そんななか、敢えてこの取り組みをやろうと思った理由は、2つあります。

ひとつは、実際に自分達がきちんと成果を出していく姿をお見せして、お伝えすることで、クライアントさんに安心·信頼していただきたいという想いです。

もうひとつは、広報をはじめよう!と思っていらっしゃる企業さんや、他社はどうやっているんだろうと疑問や不安を持っている広報の方に役立つ情報になるのであれば、広く情報を公開して、貢献したいという想いです。

そして、私たちも自社広報で事業が加速していけばハッピーですし、広報活動を全公開することで、皆様の暖かくも厳しい目線の中で動くことになるので、「忙しい」などと言い訳をすることなく取り組めます!

自社広報第一のステップとポイント

自社広報を始めると決めて、まずは目的や期間、目指す姿をディスカッションして整理しました。

PR事業では代表の味岡と私の二人しかいないディアメディア。
やることはたくさんあるので、一から話している時間はありません。
なので、ひとまず自社広報のリードは私と決めて、上記の目的、期間、目指す姿を私が思うように紙に落としました。

そして、味岡にディスカッションを申し込む際には、ディスカッションのゴールを設定。その上で打ち合わせを始めました。

ここ、ポイントです。

良く、クライアントさんから社長が捕まらなくてなかなか話が進まない、決まらないというお話を聞くのですが、社長というのは忙しいもの。

時間が無いという意味で忙しいのはもちろんなのですが、それ以上に考えることが多いので、一見時間があるように見えても”頭のなかが忙しい”状態です。

その社長に話を聞いてもらって、自分のタスクをこなすためには、整理→可視化→ゴールの共有 この3つのステップがないとなかなか話が進みません。

特に広報は社長や事業責任者とのやり取りが大量発生するので、もし上記3ステップが出来ていない場合は意識してみてください。

さて、話は戻ります。

このディスカッションで決まったのはこんな内容でした。

実際に動いていくと4番の手法は増えると思いますし、その予定でいます。

この次のステップは、
・検討案の中から手法を1つで良いから決め、2月末もしくは3月から実行すること。
・KPIやKGIの設定を考えています。

これは次回お伝えします!