こんにちは。ディアメディアの山下です。
やっと気温が下がり、秋らしくなってきましたね。
今年は10月に入っても30度近い日が続いていて、夏服が長く活躍していました。
それにもかかわらず、クリーニング&保管をお願いしていた冬服が、9月に返送されて、自宅の物が一時的に激増。
クローゼットに入りきらなくて困りました。
そこで、最近断捨離に励んでいたこともあり、洋服を中心にとにかくものを処分し、45リットルのゴミ袋を10個分くらい捨てました。
処分したものの中には新品もありましたが、悩んでいるといつまでたっても片付かないので、えいやっと。
しかし、ごみ捨てを完了した後、ふと思いました。
「あれって、メルカリで売ったらいくらくらいだったのかな・・・?」
試しにワンピースを1つ、同ブランド、同条件で検索。
「このワンピースは新品でも無かったし、どうせ2~3,000円だろうな。この金額だといちいちメルカリするのも手間だし、しかもいつ売れるか分からないしー。だったら捨てよう」と判断したものです。
それが、
「・・・・・!?1万円くらいで売れている!」
やってしまったと思いました。
いくつか見ても大体1万円で売れているので、7,000円くらいで安く出して即売り切ってしまえば良かった・・・。
ガッカリ。
価値の見積り違い
このときの状態って、
自分が考えているワンピースの価値 < 世間が考えているワンピース価値
になっていて、客観的に見られていなかったんですね。
こういったことは結構あって、広報の現場でよくみかけるのは、
「あたりまえすぎて、価値を低く見積もる現象」です。
世間からみたら、「おもしろい!」「知らなかった!」「へぇ!」と思われるサービスやプロダクトを作っているのに、作っている本人達からすると、あまりにもそれが当たり前なので、すごさに気がつかず、あえて伝えない。
なんなら、競合サービス・プロダクトと比較して、自分達のサービスやプロダクトはまだまだだと思ってしまっている。
こんなことがよくあります。(なんと謙虚なこと…)
この状態だと、
ご自身のサービスやプロダクト <<< 世の中に伝えるべき価値があるニュース
このくらいになってしまっているので、ご自身のサービスやプロダクトを広報しようなんていう考えは、全く浮かんでこない状態なんですよね。
この状態に陥っているために、世の中に伝えられていない良さを持ったサービスやプロダクトはきっとたくさんあるのだと思います。
当たり前を一歩引いて見てみる
実際に、たまたまサービスやプロダクトを開発中の方と雑談をしている中で、こちらがピンときて、「それ、広報したら絶対に取り上げられますよ!!」となることがあります。
そして、そういったケースはお手伝いをした結果、メディア露出に繋がる確率が非常に高いです。何もしなかったら0だった情報が、広報をしたことによって何千、何万もの方々に届くのです。
きっと世の中には、このような広報をすれば多くの方に知っていただけるサービスやプロダクトがたくさんあるのだと思います。
自分達の当たり前は、世間では当たり前ではなく、すごいこと、おもしろいことかもしれない。
当たり前を当たり前と思わずに、一歩引いてみてみると、思わぬ世界が見えてくるかもしれません。
ぜひ、心にとめておいていただければと思います。
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いまこんな情報があるんだけれど、こんなリリースをひかえているんだけれど、世の中にどのくらいの価値があるのかわからない…とお悩みの方がいらっしゃれば、こちらのお問い合わせフォームからお気軽にご相談くださいね。